関東製紐工業では、人形装飾の組紐から登山用の使用材料まで、
さまざまな「紐」を国内の工場で生産しております。
材料仕入れから納品までを自社で一貫して行うことで、徹底した生
産管理と国内生産での信頼性を実現しています。
特に優れた伝統工芸である組紐を製造している方は少なくなり、昔ながらの手作業での生産をされている方、そして弊社のように専門の機械を用いて製造している生産者は日本でも数社しかありません。
現在では五月人形の兜(かぶと)の紐など、日本人形の装飾に使われることが多いです。
この機械はおそらく日本に一台しかないと思われます。
「老松」という組紐を組むことができる機械です。
手作業で組むのと同じ様に組むことができます。
仕上がりの表面が特徴的です。
こちらも日本に五台しか稼働していない「丸源氏」。
同じように平安時代と変わらない組み方ができます。
丸源氏の特長は、裏側に紐が出ないこと。
つまり表面に現れる紐全てが別々の紐なのです。
同じ素材からでも組み方により、様々な表情へ変わります。
ここでは一部しかご紹介できませんが、艶やかな紐をぜひ御覧ください。